無能と下ネタが生み出す脱力系特撮風コメディ『大怪獣のあとしまつ』
はじめに
他の映画を叩くために実写デビルマンの名前を出すな!!!!!!!!
そしてデビルマンを実際に見ろ!!!!!!!!!!
最初からお気持ち全開だけどほんといい加減あのインターネットの悪習は廃れるべきだと思うよ。
そして正直に言うと私は当初この映画を見るつもりはなかった。しかし、先日Twitterにて映画の内容を酷評するツイートをRTしたフォロワーがその直後に何故か私に勧めてきたため、売られた喧嘩は買わなければという気持ちで見てきました。なのでネタバレありで感想を語ります。
キツイ下ネタと風刺ネタ
ハッキリ言うとこの映画を特撮ものとして見ようとすると後悔するのでオススメできない。本作はあくまでも特撮風のコメディと捉えた方が精神的には楽だ。
本作は主人公たちが怪獣の死体に対処するパートの他に、首相や大臣たちによるコメディのパートがあり、正直それがとにかくうすら寒くて仕方がない。
政治家キャラが無能なのは他の作品でもよくある話だが、本作ではそれに加えて無駄に多い下ネタややけに古い時事ネタがシンプルに不快。
例えるなら質の低い政治家ものまねを見せられている感じ。これが本編の半分を占めてるから困るね。ただ、そういうものまねネタが好きな人なら楽しめるかもしれないけど(決して煽りではない)。しかし映画館で他の観客の笑い声なんて1度も聞こえなかったので好きな人でも笑えるという保証はできない。
個人的には首相たちのシーンを見ているのが本気で苦痛だった。怪獣の死体から噴出したガスの臭いが排泄物の臭いなのか吐瀉物の臭いなのか議論したり(ちなみに作中では直球の単語を使っている。政治家がそんな発言したら即炎上だろ)、とりあえず銀杏の臭いってことにしたら市民があれは銀杏の臭いじゃないってデモ始める場面とか心の中で「何を見せられてるんだろう……」って嘆いたよ。
光る場面があるだけに悔しい怪獣パート
かなり難のあるコメディパートと比較すると、怪獣パートは問題点がないわけではないのだが好きなシーンがいくつかある。どうせなら褒められるところも語りたいよね。
個人的に特に好きなのがダムのシーン。川の上にある怪獣の死体を使われていないダムを爆破することで水の力で押し流そうとする展開なのだが、プロジェクションマッピングで爆破する箇所をわかりやすく示していたり、シンプルにオダギリジョーがかっこよかったりとここら辺は素直に褒めることができる。まあその後何故か作戦は失敗するしその理由もよくわからないんだけど。
怪獣パートはこういった惜しいと感じる場面がかなり多い。尺の都合というのはわかるのだが、どんなに作戦がうまく進行しても唐突によくわからない理由で失敗するのを見るとモヤモヤするというのが本音だ。
演出や小道具は本当にワクワクできるものなのに脚本によってそれが台無しにされているのが悔しすぎる。そもそも「怪獣の死体に悪戦苦闘しながら後始末をする」という真剣にやってもシュールな笑いが生まれる作品なわけで、どうしてもコメディ要素が丸々いらないという感想を抱いてしまう。
仮にコメディを入れるのだとしたらもっと突き抜けてもいいはずなのだかこの作品はなんというか……すべて中途半端なのだ。特撮がやりたいのかコメディがやりたいのか日本やお隣の国への風刺をやりたいのかよくわからないからこちらもどう楽しめばいいのかわからない。どれか1つに特化させれば化けたのではないかと思うが……結局のところは結果論だしやっぱり無理かもしれない。
まあオチを見た後だと全部許せるんだけど。
最後に
是非映画館で見て犠牲者が増えてほしいのでオチについては語らないが一言で言うと『デウスエクスマキナ』をマジでやります。一応伏線みたいなものはあったけど本筋とほとんど関係ないから最高。
そしてエンドロール後には次回作の制作が発表されたのだが、予算は半分になるらしい。……無事完成したらまた観に行くので対戦よろしくお願いします。
「令和のデビルマン」だとか「最大級の駄作」なんてインターネットの住人たちがパワーワードを振り回しているが決してそんなことはなく、ただただ普通のつまらない映画というのが私が本作を見た素直な感想だ。
見ていないのに叩く人間が個人的にめちゃくちゃ嫌いというのもあるが、できれば本作の出来は自分の目で実際に確かめてほしい。美術面に関して言えばかなり出来はいいのでそういうのを楽しむ分には結構オススメかもしれない。
なら素直にシン・ゴジラとかを見た方がいい? ……はい。
おしまい
ホームシリーズは完結だけどMCUはまだまだ続く『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』【ネタバレあり】
はじめに
私はマーベル作品の中でもスパイダーマンがトップクラスで好きだ(映画だとドクター・ストレンジが一番好き)。
そんなスパイダーマンの映画を最初に見たのは2002年に公開されたサム・ライミ版の1。確か映画館ではなく、レンタルショップでDVDかもしかしたらまだビデオだったのを借りて家で見たのを覚えている。
1のヴィランであるグリーンゴブリンが役員たちを爆弾で白骨化させるシーンが当時めちゃくちゃ怖くてギャン泣きした記憶があるのだが、今見るとそのシーンだけ時代相応にチープで少し笑ってしまった。
そんなサム・ライミ版が3で完結し、新シリーズとして2012年に公開されたのがマーク・ウェブ版の『アメイジング・スパイダーマン』。これは映画館で見たはずなのだが、正直に言うと今回のために見直すまで内容をほぼ忘れていた。だからといってつまらないというわけではなく面白かったのだが、興行収入が振るわずシリーズは2で完結(というより事実上の打ち切り)。
その後ソニーはマーベルとパートナーシップを締結し、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品として再リブートされたのがホームシリーズだ。見落としてただけかもしれないけどホームシリーズって名称はつい最近になってから知った。
上がり続けるハードル
正直私はスパイダーマンのMCU加入には複雑な感情を抱いていたりする。
MCU自体はすごく好きだ。ヒーローたちが力を合わせて強大な敵に立ち向かうのとか嫌いな人いないでしょ。
ただし、作品が増えていくごとに楽しむためのハードルが上がり、結果的に初見バイバイなものになってしまうのも事実だ。
ホームシリーズ1作目である『スパイダーマン:ホームカミング』の時系列は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の直後。このシビルウォーがかなりの曲者で、タイトル通りキャプテンアメリカが主人公の映画ではあるのだが、ほぼアベンジャーズと言っていいほど大勢のヒーローたちが登場する。そしてその内容は簡単に言えばそんなヒーローたちが意見の対立によって内ゲバを起こすというもので、結構好みがわかれるタイプの作品だ。そんなシビルウォーにはスパイダーマンがゲスト出演していて、当然のようにホームカミングでもシビルウォー見ましたよね? という前提でストーリーが進む。
更に2作目の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は『アベンジャーズ/エンドゲーム』の直後、当然のようにそれを見ている前提でトニー・スタークの末路についてもガンガン触れていくのでハードルがたけぇ!
別に過去作に触れずに新作を楽しむ人だって大勢いるのは理解しているが、個人的には映画を見る時は出来る限り100%楽しみたいタイプのオタクなので、やはり最近のMCUには軽いお気持ち表明みたいな感情があったりする。しかも今は映画だけではなくディズニープラスの限定コンテンツとかもあるし流石に追いきれない。
でもノーウェイホームは最高だったのでネタバレありで感想を語ります。ここからが本題です。
おっさんに振り回され続けるスパイダーマン
前作ファーフロムホームにてミステリオとその部下によって罪を全て押し付けられ、更に正体をバラされてしまったスパイダーマンことピーター・パーカー。当然彼の人生は崩壊してしまう。
ピーターの家の周りや学校には報道陣や野次馬が押しかける。そして被害はピーターだけでなく恋人のMJや親友のネッド、家族であるメイおばさんにまで及ぶ。正直序盤は見ていてかなり辛かった。悪いのはミステリオであり、その原因となったのはトニー・スターク……相変わらず功績と罪過両方とも大きすぎるおじさんだよアイアンマン。だがそんなことはもちろん市民は知らない。市民たちの中でもスパイダーマンはヒーローであるという派閥とミステリオこそが英雄だったという派閥に二分化され、騒動は治まらず激化していく。
そんな中、ピーターたちは大学への進学を目指す時期になるのだが、騒動のせいでピーターだけではなくMJとネッドまで志望した大学が全て不合格となってしまう。自分だけではなく二人まで巻き込んでしまったことに対して罪悪感を抱いたピーターはドクターストレンジを訪ねて時間を戻して正体をバレないようにできないか頼むが、そのためのタイムストーンはもう存在せず時を戻すことはできないと断られる。そしてその代替案として、人々の記憶からスパイダーマンの正体についての記憶を消すというどう考えても大変なことになる予感しかしない呪文を唱えることになる。
案の定呪文は失敗し、マルチバース(別監督の映画)からスパイダーマンを知っているヴィランたちがやって来てしまう。彼らを対処しながら、ピーターは重大な選択をすることになるというのが本作の内容だ。
彼らにも道がない
本作のタイトルであるノーウェイホームだが、意味は「家に帰る道がない」。これは正体がバレてしまったピーターに対してだけの言葉ではない。
本作に登場するヴィラン、グリーンゴブリン(サム・ライミ版1)、ドクターオクトパス(サム・ライミ版2)、サンドマン(サム・ライミ版3)、リザード(アメイジング1)、エレクトロ(アメイジング2)は全員別シリーズに登場したものと同一人物、つまりは異なる世界から迷い込んできたということになる。しかも彼らがMCU世界にやってきたのは元の世界でそこのスパイダーマンによって倒された直後、すなわち本来なら既に死亡している人物なのだ。リザードって結局あの後死んだんだっけ?
彼らを元の世界に返せばそのまま死んでしまうだけ、そこでピーターたちは彼らをヴィランでなくすれば死なずに済むのではないかと考え、彼らの治療をすることになる。
本来ヴィランは倒すべき宿敵であり、倒されて当然の行いをしてきた。ただ、彼らにも事情があり登場作品にてその背景や末路を知っていると、どうしもてピーターたちの優しい考えに早くも涙腺が緩んでしまった。
しかし、ヴィラン本人たち……特に二重人格であるグリーンゴブリンや以前の冴えない自分に戻りたくないエレクトロは反発する。そしてその被害はメイおばさんにまで及んでしまう。
大いなる力には、大いなる責任が伴う
グリーンゴブリンの攻撃によってメイおばさんは重傷を負い、そのまま息を引き取ってしまう。彼女が死の直前に遺した言葉が「大いなる力には、大いなる責任が伴う」、スパイダーマンのテーマともなっている言葉だ。
従来は序盤でベンおじさんがピーターに伝える台詞なのだが、ホームシリーズでは本編前にクモに噛まれるイベントやベンおじさん離脱イベントが発生しているためその役割はメイおばさんに引き継がれた。
しかし、愛する家族を自身の行いのせいで失ってしまったショックでピーターはそれどころではなかった。
そんな中、ネッドはピーターを探そうとドクターストレンジから強奪した指輪を使う。
だが現れたのはトム・ホランドではなくトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールド、つまりはマルチバースからやってきた別のピーター・パーカーだ。
3人のピーター・パーカーが揃い、ヴィランたちを倒すのではなく治療するための最終決戦が自由の女神像で行われる終盤だが、過去作やコミックのことを知っているとかなり楽しめる要素が多い。
ネッドがピーター(サム・ライミ版)に親友のことを聞くシーンや、ピーター(アメイジング)の軽い自虐ネタなども好きだが、一番好きなのは落下したMJを助けるシーンだ。なんとMJを救うのはトムホではなくアンドリュー、これがアメイジングシリーズを見ているとめちゃくちゃ泣ける。
アメイジングシリーズのヒロインはグウェンなのだが、彼女は2にて死亡するという結末を迎えてしまう。その死因は時計塔からの落下、スパイダーマンは糸を飛ばしてグウェンを救おうとしたが間に合わず彼女は地面に激突してしまった。
本作にてMJが自由の女神像から落下し、当然スパイダーマン(トムホ)は彼女を救おうとするのだが間に合わない。そんな中MJを救ったのは過去に最愛の女性を助けることができなかったスパイダーマン(アメイジング)、これは過去作を見ているかどうかで印象がかなり違ってくるので是非アメイジングスパイダーマンを見てほしい。
選択の代償
本作のラスト、ピーターが選んだ行動の結果は実際に見てほしいのだが、正直個人的には納得できない部分もある。
ピーターはMJとネッドと約束をするのだが、それが果たされることはないまま本編は終了する。もちろんピーターは大切なものを全て失ってしまったけどスパイダーマンとしてこれからも親愛なる隣人を続けていく、というビターエンドとして捉えることもできるのだが、どうしてもMCUという存在がそのノイズになってしまう。
MCU恒例のラストのクソデカ字幕くんは健在なのだが、ホームシリーズは本作で完結となり帰ってくるのは別のヒーローだ。しかし、本作で問題が全て解決しなかったということは以降の映画でそこに触れるのではないかという疑念を抱いてしまった。
もちろん、考えすぎだろとは自分でも思うのだが、ホームシリーズが完結してもMCUのスパイダーマンはまだまだ続いていくんだろうなという期待と不安が混ざった複雑な思いをしてしまう終わり方ではあった。
最後に
色々と言ったが本作はマジで良かったし映画館でボロ泣きしたので気になった人は是非映画館の大画面で楽しんでほしい。でも暗い場所での激しい戦闘が多くて正直目が痛くなったよ。特にエレクトロ、もう少し電気の発光を抑えろ。
それと入場特典でカレンダーのポスターをもらったんだけど、思っていたよりサイズが大きくて家族と2人で見に行ったけどどっちのトートバッグにも入らなくて爆笑しちゃったのでもしまだ配っているようなら大きめのバッグを持参して映画館に行こうね。
おしまい
正月はガチャを回す日。
新年あけましておめでとうございます。
2022年もよろしくおねがいします。
おしまい
……というのは流石にあれなので1月1日におみくじの代わりに引いたガチャの話とかをします。
お正月ってもちろん家族とかとゆっくり過ごす日でもあるけど、ソシャゲオタクとしてはやっぱり新年のイベントやキャンペーンも見逃せなかったりするよね。ここぞとばかりに各運営が搾り取ろうとしてくるし。やはりガチャは悪い文明。
ついに天井が実装されましたね。え? 今までなかったの? と思う人もいるかもしれないが、まぁ……はい。
ただ、PU対象が確定というタイプなので好きなキャラを交換できるわけではないのでそこには注意。それでも青天井の頃よりはずっとマシなんだけどネ!
すべて有償石を使った場合の天井価格は9万円というのが大体のソシャゲの相場だが、FGOの場合はガチャ1回の石消費が少ないのでもう少し安めで大体5万5000円くらい。……それでもクソ高いな。
まぁ新キャラ登場の時は大体単発PUがあるので、必ず手に入る選択肢が増えたのはいいことなんじゃないかな。
そして毎年恒例の福袋ガチャだが、今回は宝具タイプに分かれた内容になっている。
個人的なオススメとしてはB宝具の四騎士【壱】、現在の周回環境で大活躍中の光のコヤンスカヤやアルジュナオルタが期待できるため、特に前者を持っていない人は間違いなくこれを回すのが一番いいと思う。もしくは補助宝具で優秀なサポーターや最強クリティカルアタッカーのオリオンを狙うのもあり。
勿論好きなキャラを狙って回すのもOK。私は通常と水着両方のキアラを狙ってA宝具のEXTRAを回した。その結果は……
今はアペンドスキルとかもあるし被りでも別に悔しくはないです。はい。
気を取り直して新年PUで実装された新しい☆5は『†闇のコヤンスカヤ†』、コヤンスカヤというかなり複雑なバックボーンを持ったサーヴァントの自然霊の部分を切り取ったキャラだ。
実は私はEXTRAの頃からキャス狐が大好きなので当然回しました。一応言っておくとコヤンスカヤと玉藻の前はガワ以外一切関係ないんだけど。
無事お迎えすることができました。
性能としてはバスター強化やNPチャージを撒いてサポートしつつ自分も殴れるサブアタッカー的なポジション。周回には多分使わないけどシナリオ攻略では光のコヤンスカヤと一緒に配置してバスターの暴力を楽しめると思う。
プロセカ
プロセカは年末年始のガチャで最高レアの☆4が1枚確定のガチャがあるのだが、このゲームはイベントの仕様上過去の☆4よりも現在PUされている☆4の方が何倍も重要なため回さないことにした。
その代わりに現在開催されているイベントのガチャの10連半額と、キャンペーンで配布される10連ガチャチケを回した。
……見事に爆死しました。まぁチケット配布は1日から7日まであるから何枚かは☆4が当たるでしょ。多分。
しばらくは石は貯めてイベントも最低限で済ませるつもりでいたので爆死してもノーダメージ……嘘、やっぱりこはねが欲しい。
新年初フルコン埋めは昨年12月31日に実装された『ヴィラン』のMASTER。この曲をニーゴがカバーして、しかも瑞希とまふゆが歌うのはちょっと重すぎる。わからない人は是非プロセカをプレイして『25時、ナイトコードで』のシナリオを読んでほしい。想像の数億倍重い内容だから。
現在ガチャピンがルーレットを回してその結果が全ユーザーの無料ガチャの回数になるというガチャピンにヘイトが溜まりまくる意味不明のイベントをやっているのだが、1月1日の結果は30連無料。
紅白でムック(大人の事情で一切喋らない)がけん玉をしてたけど、成功した瞬間に「ルーレット回せよ!」と思ったのは私だけじゃないはず。
30連回してSSR2つのキャラ1人加入なので結果としてはまあまあといった感じ。個人的にはイーウィヤが欲しかったけどまだ期間はあるしそもそもあの猫ちゃん恒常だから今回引けなくてもいつか当たるでしょ。
解釈違いを起こしつつも見た目が好きな擬人化ガレヲンが実装された時は頑張って回します。限定か恒常かは今のところわからないけど猫ちゃんが特別でそれ以外の六竜は全員リミテッドキャラの可能性は割とありそうだよね。
ということで1月1日に書いた適当な日記でした。
今年も色々お気持ちブログを書くと思うので、読んでもらえるとありがたいです。今年はたくさん映画見に行きたいね。
今度こそおしまい
今年買った百合作品の話がしたい。
えっ、もう12月!?
気づけば2021年ももうすぐ終わりを迎えようとしている。
1日をこんなに長く感じるのに 1年がこんなに早く過ぎてしまう
1年をこんなに早く感じるのに 一生をどれだけうまく生きれるでしょう
今年も色々な作品を購入してTwitterで布教してきたが、犠牲者同好の士を増やすという意味も込めて、この場でも私のオススメを紹介していきたいと思う。
正直忙しくてまだ読めていない漫画やプレイできていないゲームも多数あるため、ここで紹介していないタイトルについて私が悪い印象を抱いているわけではないということだけは最初に言っておく(予防線)。
漫画
きたない君がいちばんかわいい
現在4巻まで発売中。
過去にASMRのボイスドラマについての感想も書いたタイトル。私が今一番推している百合漫画だ。
アニメ化は流石に無理かなとは思っているのだが、ボイスドラマ化もしたんだしワンチャンある……?
カースト上位に属しているあいちゃんとクラスでは目立たない位置にいるひなの秘密の関係を描いた作品。
それは周りから見ればいじめとしか思えない行為だが、2人にとってはそれぞれ別の意味を持つ一種の共依存関係である。見ていて背徳的な気分になるプレイを1巻で読み、私はすぐにこの作品にドハマりした。
私が前半1,2巻で好きなのは赤ちゃんプレイ回、両想いじゃなかったらあんなこと普通できないって。
しかし、2巻まではジャブ、本番は2人の関係性が変化する3巻からだ。
最新4巻表紙からもわかる通り、2人の立場が完全に逆転している。左右固定過激派、バイバイ。
3巻以降の内容としてはあいちゃんの自業自得ではあるのだが、正直ひながヤバい女すぎてそんなことを言っている余裕はない。ただあいちゃんもあいちゃんでひなにめちゃくちゃ依存してる描写があるのでこのまま結婚してほしい。
万人向けの作品ではないが、ダークな百合を求めている人にはめちゃくちゃオススメできる作品なので、是非チェックしてみてほしい。
ひめちゃんは重い女
現在2巻まで発売中。
女が好きな女でかなりメンヘラ気質な姫乃とその彼女の夜、そして男が好きな男である一(はじめ)の3人がメインで描かれる日常作品。
百合漫画ではあるのだが、百合カップルは今のところメインの2人しかいない。
メインキャラに男が出てくるが読んでいるとその不憫さに同情してしまい、いつしか「はじめくん、早くいい彼氏見つけてくれ~~~~~~」と応援してしまうこと間違いなし。はじめくん、めちゃくちゃいい子なんだよ……メンヘラ男だけど……早く報われてほしい。
2巻では姫乃の友人の彼氏や、二次元キャラに恋している同担拒否強火夢女子が登場したりと様々な形の愛情を描いた作品だ。
この作品の一番の魅力はやはり主人公の姫乃だ。
タイトルや表紙からもわかる通り姫乃はかなり激重の地雷と呼ばれるタイプの女性だ。
ただ、重いなりにできるだけ他人に迷惑をかけないように努力していて好感を持つことができる。メンヘラはメンヘラでも光のメンヘラ、早く夜と結婚してくれ。
声がだせない少女は「彼女が優しすぎる」と思っている
現在6巻まで発売中。
私が今もっともアニメ化を期待している百合漫画。
失声症の音と心を読むことのできる菊乃が中心となって描かれる日常作品。
タイトルにも書かれている通り彼女、つまりは菊乃がとにかく優しい。
菊乃は心を読めるせいで周囲の本音を知ってしまい、それからはなるべく自分から遠ざけるようにしていた。
しかし、それでも彼女は失声症のせいで周囲に馴染めない音に手を差し伸べる。そのことがきっかけとなり、2人には友人と呼べる存在が徐々に増えていく。その過程がとても尊い。
私が一番好きな回は4,5巻に収録されている文化祭の劇、2人が互いに影響を与えて成長している様子が劇を通じて描かれているのだが、だからこそ声を出せないことが悲しくなってしまう。
漫画でも十分綺麗な物語なのだが、ここはやはり映像の方が映えそうなのでアニメ化待ってます。
女ともだちと結婚してみた。
現在1巻が発売中。
タイトル通り、同性の友人関係であるくるみと瑠璃子が結婚する話。
「ともだち」と「ふうふ」、言ってしまえば「Like」と「Love」の違いってなんだろうねという感じの作品なのだが、くるみがだんだんとふうふを意識していく描写が非常に可愛らしい。
そして瑠璃子がくるみへのクソデカ矢印を一切隠していないのも愛おしすぎる。それに気づかないくるみは鈍感主人公か?
まだ1巻が出たばかりなので気軽に手を出してほしい。そして沼に落ちろ。
羽山先生と寺野先生は付き合っている
全4巻発売中(完結)。
これもタイトル通りの作品。教師2人の初々しい交際を描いた作品だ。
絵柄から日常ものかと思うかもしれないが、ガッツリ行為をする描写があるので油断していると面食らうかもしれない。
ただ、それが悪いというわけではなく、そもそも交際が始まるところから物語が始まっているため、そういった行為をするのは当然の帰結とも言える。
全4巻どこを読んでもひたすらイチャイチャしてるので明るい百合漫画を求めている人にオススメ。安心してキモオタスマイルをしながら読んでほしい。
一度だけでも、後悔してます。
全3巻発売中(完結)。
体の関係から始まった小塚と大家さんの同居生活を描いた作品……と言うとセンシティブな要素がメインの作品と思われそうだが実はそんなことはない。ラブコメがメインではあるのだが、本質はかなり真面目な恋愛漫画だ。
個人的に一番好きなのは後半にタイトルのもう1つの意味が判明する回。
正直今年一番完結が悲しかった漫画。結ばれた後の2人の生活をもっと見たかったよ。
小説
裏世界ピクニック
現在7巻まで発売中。
アニメ化もした人気百合ホラー小説。空魚と鳥子の2人が裏世界と呼ばれる怪異が徘徊する謎の世界を探索する物語だ。ホラー要素も好きだが百合要素も濃く、ゆっくりと着実に近づいていく2人の関係にニヤニヤが止まらない。
出てくる怪異は洒落怖や新耳袋が元ネタとなっているのでそちらも履修しておくと更に楽しめるかも。
コミカライズ版もあるのだが、まずは原作から読んでみてほしい。その次にコミカライズも読んで。
個人的に一番好きなのは温泉回。ホラーとしても百合としてもクオリティが高いのでオススメ。
琴崎さんが見てる
今年バチバチに炎上した作品。個人的に思うところがないわけでないのだが百合要素自体は結構好きなのでピックアップ。
男主人公もダブルヒロインもいらなかったから素直に漫画版の内容でやってくれよというのが本音だが、一応評価できる点もいくつかありギリ及第点みたいな出来だけどそれを承知で読むのなら楽しめるかも。
ゲーム
素敵な彼女の作り方
今年バチバチに炎上した作品その2。個人的にはそこまで嫌いじゃないよ。
色々と説明不足な点はあるのだが、ガッツリ共依存に陥るバッドエンドや首締めバッドエンドがめちゃくちゃ好き。
男とのシーンがないのは間違っていないのだが、欺瞞としか言いようがないのでダークな百合を求めてる人だけプレイしてみてほしい。
こちら、母なる星より
私の中でゲームオブザイヤー2021大賞を受賞したゲーム。他人の評価なんて関係ねぇよ。お前がナンバーワンだ。
感想は過去に語って正直言うことはないのだが、百合好きにはオススメできるのでプレイしてくれ。あと同じ会社から出てる『アサツグトリ』もオススメ。
最後に
本当はもっと取り上げたい作品がいくつもあるのだが、これ以上やると今年中に投稿ができなさそうだったのでここら辺で切り上げます。1日から書き始めてこれだから遅筆にもほどがある。
なんとなくで始めてみたブログだけどまさか2021年が終わるまで続けられるとは思っていなかったので自分でも驚いています。
これからも気分で更新したりしなかったりするので来年もよろしくお願いします。
それでは、良いお年を。
おしまい
時を戻す主人公と時を止めてた開発(現在修正済)『アサツグトリ』
あなたが夜明けを待つのなら、それを告げるのがわたしの願い
はじめに
私は日本一ソフトウェアの信者です。
そのため、本作の告知映像がTwitterの公式アカウントから発表された時にすぐ購入を決意した。
本作のジャンルはタイムループ探索アドベンチャー。といってもよくわからないと思うので簡単に説明すると、本作は主人公の能力で時を戻し事件の発生を未然に防ぐミステリーだ。
ちなみに私は特殊設定のミステリーが大好きで、ワクワクしながらプレイしたのだが……
急に重くなるの何 #NintendoSwitch pic.twitter.com/FZf15ge9c2
— める (@me_rry) 2021年12月5日
原因は不明だが、時々動作がめちゃくちゃ重くなることがある。
一応完全にフリーズするわけではなくしばらく待てば動き始めるのがほとんどなのだが、セーブ中に起きると完全にフリーズして強制終了が確定する。
すぐに直ると信じて、私は先に『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド』をプレイしたのだが、2021年12月7日現在のバージョンは1.0.0、つまりは発売から一度もアップデートされていない。
こうなると私のプレイ環境が問題なのかもしれない。いやでもSwitchのテーブルモードだからといって動作が不安定でも仕方ないとはならないのだが。
2021年12月14日、Switch版アサツグトリのバージョン1.0.1が配信され、フリーズバグが修正された。そのため本作は今ならストレスフリーで遊ぶことができると思う。
あらすじ
主人公のヒバリが目覚めると、見知らぬ場所にいた。そして腕には謎のチューブが取り付けられている。
部屋の外に出ると自分以外にも女の子たちがいた。
ヒバリの他にいるのはマチネ、コマリ、フヅキ、エノ、スズ、トウカ、カリンの7人。これが本作のメインキャラとなる8人だ。全員に面識はなく、年齢もバラバラ。しかし、全員がこの場所に来た時の記憶がない。
すると突然アナウンスが流れた。
生き残った最後の1人だけが助かる……というデスゲームものでありがちなやつだ。
ただ、施設の探索をするが凶器になりそうなものは何も見つからない。そのおかげもあり特に殺し合いになることもなく共同生活が始まるのだが、ある日ストレスが限界を迎えたカリンが暴れて腕に付けられたチューブを切ってしまう。その結果、彼女は劇物によって亡くなってしまった。
ヒバリは部屋に戻った後、カリンが暴れていたのを止めなかったことを後悔し、過去に戻ることができたら……と願う。すると急に意識を失い、目覚めるとその日の朝まで時が戻っていた。
これがヒバリに目覚めた能力だ。
ひたすら歩いて捜査
時を戻す能力でカリンの死を回避したが、その翌日に再び事件が発生する。
倉庫内でスズが倒れているのが見つかった。
しかし、倉庫の扉は鍵がかかっていて入れない。仕方なく扉の窓を割って中に入るが……スズは既に事切れていた。
倉庫の扉の鍵は施錠されていたが、鍵は倉庫内にあった。つまりは密室殺人である。
本作は特殊設定のミステリーだが、事件自体はかなり王道だ。
密室殺人、自殺に見せかけた他殺、停電中の暗闇の中で行われる殺人……とワクワクするものになっている。
そしてその捜査のおおまかな流れとしては……
事件発生
↓
時を戻し被害者が亡くなるタイミングの把握
↓
もう1度時を戻して犯人を絞り込む
↓
更に戻して犯行を未然に防ぐ
全4章構成でこの繰り返しを行うのだが、捜査や推理は素直に楽しい。
マップを歩き回り、必要な証言やアイテムを入手するのが基本的な流れだ。
歩いたり行動をすることで時間が進むのだが、時間によってキャラたちは移動し、場合によっては時間が過ぎて証拠品を入手できないこともある。
そういった場合は時間を巻き戻して手遅れになる前に証拠を手に入れなければならないのだが、それが面倒ながら新鮮な気分でプレイすることができた。
そして証拠を集め終えると推理パートに移り、状況を整理しながら真相に迫るのだがこれも楽しい。
特殊な能力を持つのはヒバリだけではない。
本作で起きる事件のトリックや動機には犯人の持つ特殊能力が関わっている。
これは人によって好みが別れる部分かもしれない。私は上でも書いた通り特殊設定のミステリーが好きなので、ワクワクしながら謎を解いていた。
更にこういったシチュエーションでありがちな人が少なくなって楽しみが減るというのも、時を戻して事前に犯行を防ぐというテーマのおかげでそれがないのも良いポイントだ。
ただ、殺人を防いだとしても殺されそうになったという事実は変わらない。そのため最初の事件を解決した直後はかなり雰囲気がピリピリとしていてプレイしていて胃が痛くなった(心の弱いオタク)。正直2章は事件が起きて安堵するレベルでキャラ間の空気が最悪なので、そこだけは覚悟してほしい。
しかし、そんな状況から育まれていく友情がめちゃくちゃ尊いというのも事実で、少なくとも不必要な描写ではないから何も言えなくなる。
最後に
本作は百合要素もあり、百合好きにもオススメできる。
ただ、友情要素が強いため期待しすぎると物足りないという感想になってしまうかもしれない。
シナリオは良いがバグやテキストの誤字のせいで若干惜しい出来になっているのはいつもの日本一と割り切れば十分楽しむことができる良ゲーなので是非気になった人はプレイしてみてほしい。
……割り切らなきゃいけない時点で良ゲーじゃない? ……それはそうだね。
おしまい
難易度高いけどストーリーを楽しむだけなら良リメイク『ポケットモンスターBDSP』
#ポケモンBDSP #NintendoSwitch pic.twitter.com/7L9xfz9OAm
— める (@me_rry) 2021年11月29日
あっ...... #ポケモンBDSP #NintendoSwitch pic.twitter.com/gdPx8hgeHH
— める (@me_rry) 2021年12月1日
なるほどね #ポケモンBDSP #NintendoSwitch pic.twitter.com/Pk2cvY9K9s
— める (@me_rry) 2021年12月1日
まだアプデしてないオタク #ポケモンBDSP #NintendoSwitch pic.twitter.com/izTMbZupPg
— める (@me_rry) 2021年12月2日
一応有名どころのバグは現バージョンでは修正されている……はず。
はじめに
初めてプレイしたポケモンは『ポケットモンスター サファイア』で、個人的にはそちらの方が思い入れがある。ただ、ダイパについての思い出がないわけではない。
発売当時私はまだ小学生で、クラスでは当然ポケモン新作である『ポケットモンスター ダイヤモンド/パール』が大流行していた。
そんなある日、クラスの男の子たちほぼ全員が色違いの伝説ポケモンを大量に所持しているという異常事態が発生した。DS世代なら恐らくすぐに察しが付くと思うが、異常事態の原因はその中の1人がプロアクションリプレイを所持していたからだ。
当時は改造といった行為が悪であることを知らず、最終的にはクラスだけではとどまらず学校中の子供たちが色違い伝説を複数所持しているのが当たり前という最悪な環境が生み出されてしまった。
一応当時買ったパールを今も所持しているため、今回懐かしむために久々に起動しようとしたのだが、ボックスの惨状が怖くなって結局起動することはできなかった。
過去語りはこのくらいにしておいて、あれから15年経って発売されたリメイク版をプレイしたので感想を語ります。ちなみに私が購入したのは『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド』、本当はシャイニングパールを購入しようと思っていたのだが、ダイヤモンド版の方が好きなポケモンが多かったためそっちを選んだ。
原作通りだから仕方がない
本作は原作であるダイパ当時の要素を再現している部分が多い。その中でもまず驚くのはわざマシンについてだろう。
BWからわざマシンは使っても消費しないアイテムとなり、それがずっと続いていたのだがわざレコードを許すな、ダイパ時代はまだ一度使うと消費してしまうアイテムだった。
その再現として、本作のわざマシンは消費アイテムとなっている。原作通りですね。
ただし、その代わりに本作では道中で拾った場合を除いて、わざマシンが複数入手できるようになっている。
道中で拾う場合は1つしか入手できないが、地下での交換等で入手が可能なため、昔のように複数データが必要なわけではない……はず。
その他にも当時の不便な部分を再現した要素がある。
...... #ポケモンBDSP #NintendoSwitch pic.twitter.com/vSOtDeQWMM
— める (@me_rry) 2021年12月3日
本作では野生のポケモンとのエンカウント率がかなり高い。
初めは剣盾だとシンボルエンカウントだったからそう感じているだけだと思うようにしていたのだが、正直1歩でエンカウントすることが何度もあり、虫よけスプレーが無ければ苦痛に感じるほどだ。
恐らくエンカウント率も当時のものを丸パクリ再現しているのだろう。原作通りなら仕方ない。
なんだか『さよなら絶望先生』の○○通りの話を思い出すが、一応当時と比較すると便利になった部分もある。
ひでんマシンの廃止に経験値分配は最新作と同じ仕様となっているのだが、なら何故変なところで原作再現にこだわったのかという疑問は残る。
女性トレーナーが可愛い
リメイク発表時賛否両論だった2頭身のキャラデザインだが、個人的にはプレイ中に違和感を抱くことはあまりなかった。アカギは流石に違和感あるけど。
そして戦闘時にはキャラが大きくなるのだが、そのデザインがかなり気合が入っている。
今回女トレーナー可愛すぎない??? #ポケモンBDSP #NintendoSwitch pic.twitter.com/AM4SXFl3UR
— める (@me_rry) 2021年11月29日
これほんとにCERO:Aなの???? #ポケモンBDSP #NintendoSwitch pic.twitter.com/1SkNfreauS
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ほんとに全年齢対象?????? #ポケモンBDSP #NintendoSwitch pic.twitter.com/uNtTbcCKmS
— める (@me_rry) 2021年11月30日
個人的に一番好きなのはおとなのおねえさんです。
更に本作ではトバリシティにあるショップへ行くことで主人公を着せ替えることができる。スロットは犠牲になったのだ。
ただ、着せ替え機能のある過去作とは違い、帽子や服のみを変えるということはできず、全身コーデのセットを変えることしかできない。
田舎の大学生がしてそうなコーデ(偏見)
技構成やAIの強化で難易度は上昇
おいおいおい #ポケモンBDSP #NintendoSwitch pic.twitter.com/araVG3OaZt
— める (@me_rry) 2021年11月30日
本作のリーグ戦はシリーズの中でもトップクラスに難しいと断言できる。
かえんだま所持からのからげんきとかストーリー攻略でやることじゃないだろ……と言いたいところだが、これくらいならまだ可愛い方だ。
い、陰湿...... #ポケモンBDSP #NintendoSwitch pic.twitter.com/8Ic347XTer
— める (@me_rry) 2021年11月30日
オーバ、お前四天王やめろ。
一応擁護するとバトンタッチ自体はダイパでも使っている。そこに15年でのAI強化も加わり害悪戦法が完成してしまったわけだ。
ダイパ時代
フワライドLv58 アイテムなし
・バトンタッチ ・あやしいかぜ
・おにび ・かげぶんしん
本作
フワライドLv58 オボンのみ所持
・バトンタッチ ・ちからをすいとる
・おにび ・ちいさくなる
※バトンタッチでほぼ確実に選ばれるゴウカザルはきあいのタスキを所持。更には初手に出すギャロップはこうかくレンズ所持でさいみんじゅつを使用。
……オーバ、やっぱりお前四天王やめろ。
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これほんとにストーリーの難易度か? クリア後施設とかじゃなくて?
ちなみにミロカロスは特性とかえんだまで防御を底上げしてるしじこさいせいやミラーコートまで搭載している。嫌がらせに余念がない。
確かにレベル上げやアイテムを使えばクリアは可能だが、それでも今回のシロナの強さはヤバい。
耐久ミロカロスや特殊ルカリオなど厄介なポケモンが多いが、その中でも一番危険なのがガブリアス。ほぼ確実に先制で攻撃され、更にはどくタイプの攻撃でフェアリーへの対策もバッチリだ。
私はトレースでさめはだをコピーしたサーナイトを殴らせることでダメージを与え、げんきのかけらで復活させて再びくり出すゾンビ戦法で突破した。
私の旅パはこんな感じ。
みのはる(エンペルト)
最初に選んだ御三家。ニックネームの由来は別ゲームのカップリングから。
正直リーグ戦ではじしん持ちが多かったためあんまり活躍する機会はなかった。
地下で捕まえたポケモン。ニックネームの由来はそういう層に人気があるポケモンというイメージがあったため。
シロナ戦ではゾンビ戦法で大活躍。その他にも技が優秀で四天王戦でも活躍してくれた。
にんき1い(ジバコイル)
地下で捕まえたポケモンその2。ニックネームの由来は過去の人気投票から。
特性ががんじょうだったためすばやさが負けていてもなんとかなった場面が多かった。
終盤に捕まえたポケモン。ニックネームの由来はサメ映画から。
あんまり使わなかった。
ドンたろう(ドンカラス)
推しポケモン。ニックネームの由来は黙れドン太郎から。
四天王戦で使う場面が多かった。そらをとぶ、ストーリー攻略だと結構便利。
グリード(ドクロッグ)
格闘要員。ニックネームの由来はグレッグルを捕まえた時に『仮面ライダーオーズ/OOO』を見ていたため。
じしん持ちが多くて使いにくかったポケモンその2。
最後に
バグばかり話題になっているが、ストーリーをプレイするだけなら特にバグは気にすることなく楽しむことができる。ただし音バグは除く。
難易度はかなり歯ごたえがあるが、その分突破できた時の達成感はひとしおなので是非忌避せずにプレイしてもらいたい。
そして運ゲー負けして一緒にブチギレようね! マジで許せねぇよ。
おしまい
東京都すぐ滅びる『真・女神転生Ⅴ』
はじめに
皆さんはつい先日発売されたあの人気シリーズの最新作をプレイしましたか? モンスターを捕まえて戦わせるあのゲームです。
魅力的なモンスターがたくさんいて、どの子と旅をするか困っちゃいますよね。ちなみに私が最初に捕まえたのはこの子です!
本作では外道や幽鬼の悪魔とも会話が可能で、仲魔集めが割と楽になっている。
2021年、月姫リメイクとメガテンⅤが出るって去年の夏頃の私に言っても信じてもらえなさそう。というかどちらも発売前日まで本当に出るのか疑っていた。イナイレは何年に出るんだろうね……?
とりあえずDLCはまだ未購入だが、全ルートクリアと悪魔全書埋めは完了したので、感想を少しだけネタバレを挟みつつ語っていきたいと思う。
あらすじ
なんやかんやあって東京が滅びる。
親の顔より見た展開にニコニコしちゃうね。
Ⅴ発売直前に流れた「時を越え、僕らはまた東京に出会う」というキャッチコピーのCMがあるのだが、何度も東京を滅ぼしてきた加害者が言っていい台詞じゃなさすぎて笑ってしまった。
だが、正確には本作では東京は「滅びた」のではなく「滅びていた」という言い方が正しい。
実は主人公たちが元々住んでいた東京は神によって作られた偽物の東京で、本物の東京は18年前に起きた出来事がきっかけとなり、悪魔たちの住む魔界『ダアト』となっていた。
18年前……つまり2003年なのだが、この年に『真・女神転生Ⅲ』が発売された。これは偶然……ではなく、ⅤはⅢと繋がっているかもしれないと匂わせる要素がいくつも存在している。
これは私の妄想なのだが、ⅤはⅢのマニアクス版での追加エンドの世界線の話なのではないかと考えている。まあマニアクス版は2005年発売なんだけどね!
悪魔合体はすごく楽に
オタクくんの大半は攻略中にアリスを作ってそう。実際中盤はめちゃくちゃ活躍する。
このように、女神転生といえば悪魔同士を合体させて別の悪魔を生み出す悪魔合体が大きな魅力の一つだが、本作ではその合体がかなり楽になっている。
逆引き合体では手持ちの悪魔から作ることのできる悪魔が表示され、わざわざ一体ずつ仲魔を選んで確認するという作業を省くことができる。
さらに逆引き全書合体では、全書に登録されている悪魔を使って作ることのできる悪魔も表示されるため、ここを見ているだけでかなり時間が溶ける。
ただ、序盤はかなり金欠で全書を気軽に使うことはあまりできない。
終盤もとあるルートである悪魔を仲魔にしようとするととんでもない量のマッカを要求されるため、どうしても全書を使う余裕がなくなってしまう。
2周目以降はマッカにもかなり余裕が出てくるため、全書埋めを本格的に行うのは2周目以降をオススメする。2周目から頑張ろうって仲魔そんなに増やさないままクリアすると余計に1周走る羽目になるけど(実体験)。
サブクエストで時間が更に溶ける
本作では各地にメインクエストの他にサブクエストが存在していて、それがかなり楽しい。
Ⅴはメインクエストだけだとストーリーがかなりわかりにくいのだが、サブクエストをすることでなんとなく見えてくる部分もある。なのでメインクエストだけ進めて終わらせるのはかなりもったいない。
大抵はここに悪魔がいるから倒してきてというもので、クリアが条件となって合体が解禁される悪魔や仲魔になるのも多数存在している。
そのため、全書埋めにはサブクエストのクリアが必須となるのだが、特定のルートでしか出ないクエストやルートで解禁される悪魔が変わる場合があるので1周目でクリアしたからといって2周目以降スルーしていると後で痛い目にあうので注意してほしい。
ルート分岐自体はめちゃくちゃ終盤
当然、過去シリーズ同様本作にもルート分岐が存在している。
本作の重要なキーワードは「創世」、これもⅢとの繋がりを匂わせる要素の1つだ。
登場人物たちがどんな世界を目指しているのかという主張を聞き続け、最終的に主人公が誰の意見と同調するかでエンディングが決定するのだが、どれもハッピーエンドとは言えない。
エンディングは3つとその1つから更に分岐する真エンドの計4つ。真エンドが特に主人公が報われなさすぎて見ていて悲しくなる。
ちなみにルート分岐はラスダン手前なのでセーブデータを分ければエンディングを見るだけならかなり手軽にできる。選択肢は分岐にそこまで影響しないため(とあるスキル入手のためにはかなり影響してくる)、全書埋めを考えていないなら全エンドを見るのは容易だ。
多分全エンド回収だけなら30時間程度でクリアできるはず。
マガツヒで会心ゲー
戦闘はⅢ以降お馴染みのプレスターンバトル、敵の弱点を点いて行動を増やしていくシステムだ。
それに加えて本作独自の要素としてマガツヒゲージというものがあり、このゲージを溜めることで特殊な技を使うことができる
技は仲魔の種族によって異なり、特定のスキルを手に入れることで主人公も仲魔の技を使えるようになるのだが、個人的には初期から使える『会心』がめちゃくちゃ強い。
技の効果は攻撃が魔法も含めてすべてクリティカルになるというもの。相手の弱点に関係なくダメージを増やして更に行動も増やせたり(無効や吸収は流石にダメだけど)、弱点の属性技のダメージを増やすことができて敵の体力を一気に削ることができる。
ただ、これは敵も使ってくる。効果はこちらと同じ確定クリティカルだ。
敵からのダメージが増えて行動も倍になるため一気にゲームオーバーなんてこともざらにある。私はほぼチュートリアルのようなスライムとの戦闘で全滅した。
地図見るには慣れが必要
本作ではハードの性能を生かして、かなり広いマップが縦や横に入り組んでいる。
ただ、どこを見ても崩れたビルばかりで正直すぐ迷ってしまう。
そんな時のための地図なのだが……
こんなの初見でわかるわけないだろ!!
地図にピンク色のモヤをかける障害物や、一見繋がっているように見える場所が実際は繋がっていなかったりと、慣れないうちはかなり見づらい。
1周目は迷いながら目的地へと向かうことになるため、ほぼ強制的にマップの隅から隅まで歩くことになる。そのおかげ(?)か2周目以降は割とスムーズに進むことができる。でもイシュタルと魔王城は許さないからな。
最後に
今ならSwitchでもプレイできるため、可能ならⅢをクリアしてからⅤをプレイしてほしい。そうすればラスボスの考えも理解できる……かもしれない。
ただ、逆にⅤをクリアしてからⅢをプレイするのもありかもしれない。ⅢはⅢで色々と攻めた要素が多くてオススメ。
攻略に使った悪魔が別作品でボスとして登場すると結構興奮するよね。
獣の眼光
マカカジャ
マカカジャ
マカカジャ
獣の眼光
マカカジャ
メギドラオン
死の安らぎは等しく訪れよう
人に非ずとも 悪魔に非ずとも
大いなる意志の導きにて
おしまい