まさかの続編発表で発狂した百合オタク『じんるいのみなさまへ』
はじめに
2021年6月17日、Twitterで日本一ソフトウェアの百合ゲー情報を発信するかなりマニアックなアカウントから発表があった。
はじめに。
一昨年の『じんるいのみなさまへ』、昨年の『夜、灯す』 に続き今年も百合の世界に微力ながら貢献できることになりました。
関係者の皆様、そして、この『母なる星』で共に過ごす百合ファンの皆様に心から感謝申し上げます。
Twitterから引用
これを見た時の私の反応は「あっ、今年も新作出るんだ」という少し淡泊なものだった。
『母なる星』という少し痛いキーワードから今回はSF百合でもやるのかな? と考えていた私は数十分後発狂することになる。
見覚えのあるイラスト、荒廃した世界、そこを生き抜く女の子たち、そして池袋……。タイトルは『こちら、母なる星より』
午後3時に発表された新作タイトルを見た私の脳内で回路が一瞬で繋がり、一つの解を導きだす。
じんるいのみなさまへ続編じゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
— める💍 (@me_rry) 2021年6月17日
2021年10月28日に日本一ソフトウェアから発売される新作ゲーム、『こちら、母なる星より』は明言はされていないものの、十中八九2019年に発売した『じんるいのみなさまへ』の続編なのだ。
小説版が履修には最適だと思います
発表を見た私はしばらくの間狂ったようにツイートをしていた。
いや、は????まじで?????????
— める💍 (@me_rry) 2021年6月17日
日本一ソフトウェアありがとう!!!!!!!!!!
— める💍 (@me_rry) 2021年6月17日
ありがとう……ありがとう……
— める💍 (@me_rry) 2021年6月17日
やば泣きそう
— める💍 (@me_rry) 2021年6月17日
最高の誕生日プレゼントありがとう…
— める💍 (@me_rry) 2021年6月17日
……絵に描いたかのような限界オタクである。
これに対してフォロワーからの反応は
「じんるいのみなさまへ続編で喜ぶ人間、レア度が高い」
「じんるいのみなさまへってクソゲーじゃないの」
と散々なものだった。
散々な言われようなのに生きてる。なぜ。
— める💍 (@me_rry) 2021年6月17日
たしかに、『じんるいのみなさまへ』はお世辞にもクオリティの高いゲームだったとは言えない。
一目で予算がないとわかる3Dグラフィック、最低限こなすだけでクリアできてしまうサバイバル要素、不親切なマップ(これはアプデで解消された)……とたしかにクソゲー呼ばわりされるのも納得はできる。
しかし、私がこのゲームを神ゲーだと思っているのは単に逆張りオタクをしているのではなく、シナリオの尊さがそれらの不満点を上回ったからである。
過酷な状況でも明るく過ごす女の子たち、そんな彼女たちに幾度と襲いかかるトラブル、それを乗り越え深まる友情。その結果「あとは結婚するだけ」というセリフが出てくるまで関係は発展していく。
勿論シナリオが良かったからクソゲー扱いするな! と言うつもりは毛頭ない。シナリオ以外の要素も含めて一つのゲームであり、シナリオ以外がチープなのは私も感じている。
だからこそ、私は小説版の『じんるいのみなさまへ -わたしたちの場所-』をオススメしたい。
小説版のストーリーはゲームの通常シナリオをベースにDLCシナリオキャラの朱香を混ぜた半分オリジナルのものとなっている。
ただ小説版はゲームと違い、細かく分類した際の百合であり、恋愛要素よりかは友情要素が強い。なので百合初心者への入門としてもオススメなのだが、ゲームを先にプレイした私(百合豚)からすると少し物足りない部分もある。
というか一番の推しカプの永里那と幽々子のめちゃくちゃ尊いシーンであるトランシーバーでの惚気がカットされているのが本当に悲しい(以前読んだインタビューでスタッフもお気に入りのシーンだと言っていた気がする)。
最後に
『こちら、母なる星より』は2021年10月28日に発売する。当然購入するのだが、私は『じんるいのみなさまへ』で後悔していることがある。それは推しカプの店舗特典を入手できなかったことだ。
発売前なので当たり前なのだが、カップリングがどうなるのかわからなかった私は適当に近場の店舗で予約してしまった。
その結果手に入れたタペストリーに描かれているのは推しカプじゃないどころかシナリオ終盤で別々の女の子とくっつく女の子二人だった。
今回はそんな後悔をしないためにも、店舗特典は慎重に吟味しなくてはならない。
やっぱりスタッフにファンいるだろ!!!! pic.twitter.com/LiJw7egcmu
— める💍 (@me_rry) 2021年6月17日
それと『じんるいのみなさまへ』にも出演していたななひらさんが続投していたり、同社の『探偵撲滅』にVTuberの鈴木あんずさんが出演していたりと、日本一ソフトウェアには確実にその手のオタクがいるよね。まぁ二人とも演技上手かったし文句はないけど。
おしまい