サービス開始初日にサ終発表『姫雀鬼』
間違い探しクイズだよ!
ちなみに本当はウーピン(丸が五つの牌)であがりました。そもそもなんで赤ドラ2枚あるんだよ。
始まりがあれば終わりもある。ソシャゲがサービス開始をしたのなら、いつかサービス終了の日がやってくる。
ただ最近のソシャゲはかなり短命のものが多く、1年超えれば万々歳といった雰囲気である。
この『姫雀鬼』もそんな短い命を散らそうとしているゲームなのだが、サービス終了の発表日が巷で話題となっている。
リリース日が1月になっているがこれは嘘、サービス開始をしたのは2021年9月6日である。
そしてサービス終了を発表したのが2021年9月6日。サーバークローズしてサービス終了するのが9月30日だ。
🤔
……つまり、サービス開始と同時にサービス終了の発表をしたわけである。
その理由は単純明快……麻雀をまともにできないからだ。その他にも色々ありそうだけど。
世の中にはまともに麻雀ができないゲームがもう1つあるが、それと同レベルで麻雀の形を成していないのだ。
知らない人は「ジャンライン」もしくは「亜空カン」で検索してみてほしい。あの「パーフェクトクローザー」と大賞争いをした作品と言えば、そのすごさがわかるだろう。
ここで間違い探しクイズ第2問!
どこがおかしいかわかるかな?
……ちなみにこの後フリーズして強制退場どころか永遠にこの卓に閉じ込められました。奇跡的に人間とマッチングしたんだけどね。
CPU戦もあるんだ、と思うかもしれないが……これ、段位戦です……。
一応人間とマッチングすることもあるのだが、基本的にはボットとしかマッチングしない。この原因はまあ過疎というかこんなゲームやってる物好きが大量にいてたまるかって話。
ボット相手だから無双できるかというとそういうわけでもない。上でも書いているがこのゲームにはフリーズバグがある。その原因が恐らくボットなのだ。
ボットが無限にどの牌を捨てるか考え続け、制限時間を過ぎてもそれが終わらないため、永遠に卓に閉じ込められることになるわけである。
牌が増えていたりロンの画面がおかしかったりフリーズバグが起きたりと色々とお粗末なことはわかってもらえたと思うが(動画で捨て牌を全部抱えたままになってるバグを見かけて爆笑した)、他はどうなのかというと
これがホーム画面。上中央に表示されている数字は左側が銅貨、右側が課金アイテムである金貨だ。
現在銅貨500万1千枚、金貨10万枚を所持しているが、これは私がえげつない課金をしたからではない。サービス終了のお詫びとして、全ユーザーに銅貨500万枚と金貨10万枚が配られているのだ。
そして右下に抽選と書かれているが、これは当然ガチャ。金貨を使って回すことができるのだが……
金貨980枚で10連を回すことができる。そして現在の所持数は10万枚……10連をおよそ100回も回すことができる。
ガチャで手に入るのは書かれている通り雀士、プレゼント、契約(後述)アイテム。
ここら辺はパクリというよりかは中華ゲームにはありがちな仕組みと言えるかもしれない。私が最近ちょくちょくやっている『ポーカーチェイス』というゲームもこんな感じのガチャだし。
10連×100も回していれば大抵のキャラは手に入る。みんなも始めて推しを引き当てような。
そしてプレゼントからもわかると思うが、キャラにアイテムを渡すことで好感度を稼ぐことができる。キャラによって好きな種類が異なるのだが、ガチャを回していれば大量に溜まっているのでそこまで関係はない。
右にボイスとあるがクリックしても何もない。恐らく麻雀中のボイスを実装しようとした名残なのだろう。
キャラをクリックすることでボイスを聞くことはできるが、それ以外のシステムボイスはどのキャラを設定していようと同じ声だ。
しかもシステムボイスは恐ろしいほど棒読みで、ログイン時の「マタカエッテキタノ?」やリーチやロンのボイスが絶妙にイラっとするのが魅力だ。
そして契約アイテムについてだが、好感度をマックスにしたキャラに対応したアイテムを一定数あげることで愛の契りというものを交わすことができる。
必要数はキャラの好みに対応したアイテム10個が2種類とキャラ専用の石が5個となっている。入手手段はガチャと日替わりのショップで10連×100でも流石に集まりきらず、やりたいならショップでお祈り更新連打が必須となる。
契約をすると、動画画像解放……つまりはキャラのアニメーションでの立ち絵が見ることができる。特にスキンが変わったりはしない。……労力に見合っているかどうかは人の価値観によるが、少なくとも私は苦笑いをしてしまった。
雀魂のUIや効果音を大量に流用している本作だが(爆弾発言)、これをやるくらいなら普通に雀魂をやった方がいいと思います。
大手ニュースサイトで見かけて始めてみたのだが、流石にこれを人に勧める気にはならない。
世の中には笑えるクソゲーと笑えないクソゲーがあるがこれはその中間(バグ自体は笑えるけどそれ以外の色々な面が笑えない)。ただ、もしかしたら身内で酒を飲みながらプレイすると意外と盛り上がるかもしれない。……保証はしないけど。
おしまい